設定を見るとネットワーク経由でリモート受信できそうな機能があります。
本体は感圧式タッチスクリーンのようです。恐らくグローブをつけた操作も可能でしょう。
メインダイヤルは若干クリック感があり非常にスムースとは言えません。
画面はIC-7300と同等の滑らかさです。デモ機ではダイヤル1がスキャンディレー、ダイヤル2が音量、ダイヤル3がメモリーチャンネルセレクトに割り当てられていました。
AMラジオを手持ちの音楽用ヘッドホンで聞くとフィルター1(最大帯域幅)のとき、市販のポケットラジオに比べハイファイ感のある音が楽しめました。ELPAのラジオER-C57WRのワイドモードといい勝負です。
WFM受信時の音質はAOR AR8000、AR8200やユピテルのMVT-9000、MVT-7100、MVT-7200シリーズと同等か少し上程度でした。
[2016/12/10追記]
デジタルモードを含む全モードで低音と高音の音質調整が可能です。
WFMのときの低音調整周波数は聴感上おおよそ200Hz前後、高音の調整周波数はおおよそ8kHz前後。個人的にはベストでした。モードにより調節可能な周波数が変わるはずです。
デジタル音声の音量オフセット機能は現時点では実装されていないようです。
スペアナ表示の最大スパン周波数は±2.5MHzでした。
IC-R8600の発売は来年2017年春頃、価格は公式には未定となっています。
(関連記事はこの下です)
[関連記事]
・アイコム無線フェスティバル2015のIC-7300説明会に参加(2015/12/06)
・アイコム無線フェスティバル2015で開発中のIC-7300を触る(2015/12/05)
よしおさん、IC-R8600のレポートを大変興味深く拝見できました。
返信削除ありがとうございます。
確かにIC-7300と画面も大きさも似ていますね。
IC-7300より受信性能が良ければ買いたくなりそうです。
mkmkさん、コメントとお礼ありがとうございます。
削除IC-R8600はIC-7300の技術を応用している説明を受けました。
触った時点でIF切り替えはAMモードで3段階、帯域幅は確か未記載でWIDE/MID/NARROW表示だけだったと記憶しています。もしかするとHF以下の性能や細かな設定、機能はIC-7300のほうが上になるかもしれません。
IC-R8600は実際のほうが写真より良く見えたので発売されたら一度触ってみる価値はあると思います。
まあ一度触ったら最後、きっと欲しくなるでしょう(笑)