まずは受信成果から。
RF Explorer+AR-DV10で移動受信中(一部加工済) |
グアムでは概ねアナログの比率が多く、デジタルが思いのほか少ない印象でした。
UHF帯でP25を発見しましたが暗号化されていました。
450MHz帯ではアナログ通信が比較的多く使用されていました。
空港では400MHz帯アナログ波の他、Radio Referenceのデータベースに未掲載のTETRAらしき波を観測しました。AR-DV10でしばらく待機しましたが音声の復調には至っていません。
次に米国でのTRX-1の使い勝手について。
グアムでTRX-1受信中の様子 |
日本で死蔵状態だった、手持ちのTRX-1の初陣を飾った場所がグアムとなった訳ですが、一言で言うとTRX-1は初心者が苦戦するスキャナーと思いました。その苦労話は下記関連記事にまとめています。
TRX-1では800MHzのトランキングのみ受信に成功しましたが、米ユニデンBCD436HP同様、英語の説明書を読んでも勝手が分かりづらいので、とりあえず触ることが重要でしょう。
ただ、何故かグアムの周波数を郵便番号で地域設定できなくなってしまったBCD436HPに対して、TRX-1はほぼ強制的に地域設定でき、こうしてグアムで活躍した訳ですから、応用性はかなりあると思いました。
AR-DV10とRF Explorerも連携してうまく使うことができたと思います。特に海外ではどんな電波が現れるか予想外のことばかりが起こるので、多彩な復調モードに対応するAR-DV10の必要性を改めて実感した次第です。
Whistler(ウィスラー) TRX-1 |
出発前から冷や汗ばかりでしたが、何とか本場米国の無線を無事受信できて良かったです。
機会があれば、次回はラジオの遠距離受信も試したいですね。
(関連記事はこの下です)
[関連記事]
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