米国の無線を聞きたいがためにグアムへ旅するシリーズ。第3回はグアムへ到着し現地で受信活動を始めた時のトラブルをお話します。これまでのストーリーは下記関連記事を参照ください。
左からRF Explorer、AR-DV10、TRX-1(グアムにて) |
出国当日、何とか日本からグアム行きの飛行機へ乗り込み、無事グアム国際空港へ到着しました。
今回よしおがグアム旅行で選んだ受信機とスキャナーは前回紹介した米ウィスラーのTRX-1、AOR AR-DV10、そしてSeed StudioのRF Explorerです。
米ユニデンのBCD436HPを持参しなかった理由は第1回(下記関連記事参照)のストーリーで触れています。
アイコムのIC-R30はNXDNに対応するも、海外で多用されるDMRやTETRAが復調できないため得られるメリットは少ないと判断し、今回もお留守番です。
ただAR-DV10のサーチやスキャン速度はIC-R30よりも遅い(それでも他の受信機と同じくらい速い)ので、それを補うためハンドヘルドスペクトラムアナライザーRF Explorerも持参することにしました。
グアムの宿泊地へ到着後、早速TRX-1を起動しました。
しばらくすると800MHz帯のLTRトランキングで反応が。
グアムでトランキング無線受信中のTRX-1 |
デジタルではありませんがひとまず受信成功のようです。800MHz帯の電波が続々と受信できました。
しかし800MHz帯以外の電波、例えば450MHz帯のアナログレピーターがAR-DV10とRF Explorerでは反応するも、TRX-1で受信できていません。
どうやら周波数データベースのインポートに一部失敗したようです。
TRX-1の英語の取扱説明書を読んでみるも分からないので、800MHz以外の受信をAR-DV10に任せTRX-1をトランキング受信専用としました。
ひとまずTRX-1でグアムの無線受信に成功したので次は受信内容がTRX-1で録音できているか確かめます。
米ユニデンのBCD436HPは録音ボタンを押せばすぐ録音開始され、録音ボタンを押さなくてもある程度は受信内容とログが保存される仕様ですが、このTRX-1はそう簡単にはいきませんでした。
TRX-1本体設定で録音オプションEnable Recordを有効にしたのですが、一向に録音されないのです。
Program MenuのGlobal Settingsで録音を有効にした状態 |
取扱説明書によると、表示の「psDr」のうち「r」が「R」になっていれば録音され、受信中は右上の再生マークが録音マーク「●」に変わるとありますが、録音オプションを有効にしても全く「●」は表示されず録音されません。
psDr表示(録音されていない)状態のTRX-1 |
このままでは受信結果を持ち帰れない...。
説明書を読んでいても答えが出ないのでTRX-1を色々触っていると、どうやらスキャンするメモリーチャンネル又はトランキンググループ毎に録音する/しないを切り替えなければならないことが分かりました。
そこで数百チャンネル存在するメモリーチャンネルの録音設定を手作業で1チャンネル、または1トランキンググループ毎に全部録音有効化することになりました(笑)
[録音有効化操作方法]
(1) MENU > Browse Objects を十字キーの上下で選びSELを押す
(2) 十字キーの左右で前回のストーリーでインポートしたグアムの周波数のバンク名を選び、十字キー上下で任意のチャンネルやトランキンググループに合わせMENUを押す
(3) 十字キーの上を何度か押しRecordへカーソルを移動しSELを押して録音を有効化
(4) 最後に十字キーの下を何度か押しSave Changesに合わせ、SELを押す
psDr表示がpsDRへ変わり、録音が有効になりました。
この操作をチャンネル数、トランキンググループの数だけ繰り返します(汗)
こうしてTRX-1で受信した内容をやっと本体内録音できるようになりました。
米ユニデンやアイコムのような、単純に録音開始/終了だけの操作ならばよかったのですが...。
グアムでの受信体験記はもう少し長くなりそうなので次回へ続きます。
(関連記事はこの下です)
[関連記事]
・グアムで無線を受信する4~総括~ (2020/04/27)
・グアムで無線を受信する2~第2のスキャナー登場~ (2020/01/04)
・グアムで無線を受信する1~BCD436HP準備編~ (2020/01/03)
・RF Explorerのススメ(使用編、応用編) (2016/06/20)
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