2011/05/25

【更新】デイトンハムベンション2011続報

世界最大のハムの祭典、デイトンハムベンションは5/22(日本時間5/23)に無事閉幕したようです。先日電池駆動できるオールモードの5WポータブルHFトランシーバーKX3発表の情報(こちら)をお伝えしましたがそれ以外の各メーカーのトランシーバー展示情報をここにまとめました。

まず国内でよく知られているアイコムは高級機とIC-7200の迷彩色に塗装されたバージョンそして既存製品を、バーテックススタンダードは高級機と既存製品、ケンウッドはTM-D72Aをはじめとしたラインナップをそれぞれ展示していたとのことです。
知る人は知っているWinRadioのブースには9kHz~50MHz連続受信可能なソフトウェアレシーバー(SDR)が、MFJエンタープライズでは最新のミニパワーHFトランシーバーが、それぞれ展示されていたようです。

個人的な視点かもしれませんがKX3を発表したElecraft以外に驚いたのはアルインコです。なんとアメリカ仕様(日本では使われていない周波数)のデュアル新型ハンディトランシーバーを開発中とのことです。筐体はDJ-G7を利用しているため一見DJ-G7やDJ-X11と見間違えそうです。あくまでも現段階ではFCCの正式な承認がGoしておらず開発中で発売されるかも未定とのことですが、アルインコのハムベンションでの開発中製品の発表は無線メーカーとしてのガッツをアメリカのハム愛好家に知らしめたことでしょう。日本での今後の製品展開も楽しみです。


(5/26追記)
アイコムは会場で液晶付きGPSマイクを展示したようです。ケンウッドブースでは新製品の発表はなかったものの来年のハムベンションでVHF/UHF製品の発表を計画中とのうわさがあるようです。

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