DJ-CH271(L)とDJ-CH272(L)スペック&オプション比較

アルインコから特定小電力トランシーバーDJ-CH202(L/M/S)、DJ-CH272(L/M/S)が発売されていますがDJ-CH201シリーズとDJ-CH271シリーズとの違いが良く分かりません。そこでスペック比較表を作りました。


比較前に今回比較対象の無線機のおさらいをしましょう。

DJ-CH201とDJ-CH202(L/M/S)は通話距離を伸ばすオプションの中継器(レピーター)が使えない20チャンネル専用機、DJ-CH271とDJ-CH272(L/M/S)は中継器(レピーター)が使える、どちらも誰でも買って充電後すぐ使える免許資格不要トランシーバーです。

アルインコ DJ-CH272L(公式サイトから)

型番末尾のLはロングアンテナを、Mはミドルアンテナを、Sはショートアンテナを表します。アンテナの取り外しはできません。

ここではアンテナ違いの全モデルを総称して「シリーズ」としています。



早速スペック比較をしましょう。まずは一般定格の比較から(クリックで拡大)。

DJ-CH201シリーズとDJ-CH271シリーズにはなかったミドルアンテナモデルがDJ-CH202シリーズとDJ-CH272シリーズに追加されました。

DJ-CH272M(中央) (公式サイトから)

代わりにDJ-CH201シリーズとDJ-CH271シリーズにはあった、ショートアンテナモデルの本体色シルバーが、DJ-CH202シリーズとDJ-CH272シリーズでは廃止され、すべて黒で統一されています。

DJ-CH271Sシルバー(公式サイトから)

次にセットモードの比較です(クリックで拡大)。

まったく同じに見えます。



使えるオプションを比較してみます。

両者まったく同じオプションが使えるようです。

防水ねじ込み式4ピンプラグが使えるようになったと思いましたがDJ-CH201シリーズ、DJ-CH271シリーズ、DJ-CH202シリーズ、DJ-CH272シリーズすべてオプションは完全互換のようです。



ということでカタログスペック比較では、今回発売されたDJ-CH202(L/M/S)とDJ-CH201シリーズと、DJ-CH272(L/M/S)はDJ-CH271シリーズと機能も仕様も変化が見当たらないということが分かりました。

製品情報サイトに「先代のDJ-CH201,CH271シリーズが部品調達など技術上の理由により生産を終了する」とあるので、単純に送信にかかわる部品が変わっただけと推測できます。

以上、DJ-CH271(DJ-CH201)シリーズとDJ-CH272(DJ-CH202)シリーズのスペック比較でした。
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